| 【4.7】「モルヒネの副作用としてのふらつき感」 | |
| 【4.7】:1 モルヒネ投与開始時にふらつき感が高齢者や全身衰弱の強い患者に起こることが希にある。この場合、患者には心配しないで様子を見るように説明する。ほとんどは数日で消失する。 ,臨床と薬物治療(1990),,58,48 #1 【4.7】:2 モルヒネの副作用としての、ふらつき、めまい、浮遊感などで表現される不安定感には容易に耐性が形成されるため、数日間安静を保つのみで軽減あるいは消失することが多い。 ,オピオイドのすべて(1999),,,59 【4.7】:3 モルヒネによるふらつきの対処の仕方として、原則的には患者によく説明し消失するまで増量を控えて投与を続け消失してから増量する。 ただし少量のモルヒネでもふらつきが出現する患者(モルヒネ不耐)もいるので次の処置をする。 (1)患者に数日で消失することをよく説明し理解が得られたらそのまま様子を見る。 (2)薬剤に対する恐怖と不安を和らげるため改めてモルヒネ使用の意義を説明する。 (3)歩行や起立時には介護をする (4)除痛が完全に得られているときはモルヒネを50%減量する。 (5)除痛が得られていないときは非ス剤を併用しモルヒネを減量する。また、硬膜外モルヒネあるいは局所麻酔薬の注入に変更する。 (6)モルヒネに起因するめまいに有効な治療薬はないのでモルヒネ以外の麻薬に変更する(経口ならコデイン)。 ,モルヒネの副作用対策(1990),,11 ,最新医学(1990),45,9,1816 |
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