| 【7.7】「味覚障害」 | |
| #1 【7.7】:1 医薬品として認められている唯一の亜鉛製剤であるポラプレジンク(プロマック、レモック)は、現在胃潰瘍のみが保険適応(1日2包)となっているが、もし味覚異常の治療に用いるとすれば、1日4包くらいが必要であろう。1日も早い味覚障害治療薬としての保険適応が望まれる。 最近、亜鉛含有を謳った栄養補助食品が出てきたが、筆者は1粒中の亜鉛含量が明らかであり、味覚異常患者への投与実験でも有効性を実証したので、「ソルティア」(ベンファクト社輸入品)という海藻食品(1日3〜4粒)を、味覚異常の治療にもっぱら用いている。 腸管からの亜鉛の吸収をよくするために、亜鉛製剤と同時にビタミンCとたんぱく質を摂取することを勧めている。逆に、カルシウムや食物線維、フィチン酸の多い食事は、亜鉛を難溶性にして吸収を妨げるので、同時摂取を避けるように指導している。 ,わかるできるがんの症状マネジメントU(2001),,,196 #1 【7.7】:2 味覚異常に対する亜鉛投与の効果は、血清亜鉛値が上昇安定化(100〜130μg/dL)して2〜3週後に現れてくる。効果判定は自覚症状に頼らず、濾紙ディスク法を施行すべきである。経口摂取のできない患者には、中心静脈栄養用にミネラリンやエレメンミックがある。 ,わかるできるがんの症状マネジメントU(2001),,,196 *5 【7.7】:3 味覚変化に亜鉛220mg 2回/日内服を考慮する。 ,ターミナル・ケアの症状緩和マニュアル(1998),,,100 |
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